2022.12.10

 

近藤哲男教授 九州大学ご退職祝賀会

 

九州大学大学院農学研究院高分子材料学研究室ならびに当バイオマテリアルデザイン研究室の教授をお務めの近藤哲男先生は、

本年12月をもって九州大学をご退職されることとなりました。

 

 近藤先生は、2003年4月に旧資源高分子科学研究室の助教授に着任され、セルロースを中心とするバイオマス生産システムを手本とした生物材料産生プロセスの提案、それにより得られる新規生物材料の創製を目指す革新的な研究にご尽力されました。

 2005年4月に九州大学バイオアーキテクチャーセンター設立に伴いバイオマテリアルデザイン研究室の教授として昇任され、2010年4月の改組に伴い現職を務めておられます。

 また、2016年4月からは、高分子材料学研究室の教授を兼任され、両研究室の運営ならびに研究・教育に携わってこられました。

 さらに、今年2022年7月には、東京農工大学の環境循環材料科学講座(寄附講座)を立ち上げられ、客員教授に着任されました。

 九州大学ご退職後も東京農工大学にて、これまでのご研究を社会実装に昇華させるためにご尽力されるとのことです。

 

 近藤先生の九州大学でのご退職に際し、高分子材料学研究室准教授の巽先生と

バイオマテリアルデザイン研究室准教授の横田先生が発起人となり、

ささやかながらご退職祝賀会を開催いたしました。

 

*コロナウイルス感染拡大防止のための、できるかぎりの感染対策を講じております。

近藤先生の最初のご挨拶は、思い出から卒業生一人一人へのメッセージまで密度の濃い内容でした。(45分間)

 

総勢60名の来賓の先生方や卒業生が集まりました。先生の人望の厚さが伺えます。

 

出席者一同から記念品として万年筆を贈呈致しました。今後のご活躍をお祈り申し上げます。

 

出席できなかった中国留学卒業生からの記念品も届きました!

 

在校生からは思い出アルバムを贈呈致しました。表紙は長嶋茂雄氏の「雨を喜び、風を楽しみ」という言葉を引用いたしました。

近藤先生にぴったりの言葉だと思います。

 

当研究室での長年のご指導ご鞭撻をいただき本当にありがとうございました。

九州大学はご退職されますが、近藤先生の研究の道は東京農工大学で今後も続きます。

近藤先生の今後益々のご活躍を当研究室 卒業生・在校生一同お祈り申し上げます。

 

 

 

近藤先生の開設された東京農工大学農学部 環境循環材料科学寄付講座のHPにて

より詳しく当日の様子をご紹介しております!ぜひご覧ください!